諏訪哲史「ものを書く力」
えつぞうです。
3/20に昨年芥川賞を受賞した諏訪哲史さんの講演会があったのでボクものぞきに行ってきました。
諏訪さんは誰かから小説の書き方を教わったことはなく、独学で学んできたとのこと。とにかく線を引きながら人の文章をひたすら読んで、自分の尺度、嗜好を発見することに勉めたんだそうです。「ものを書く力」はまさに自分でつかみ取るもので、ノウハウを人から教わるものではないのだ、ということを実践している姿勢には感動させられました。
この講演会はオープンキャンパス企画も兼ねていたので、会場の半数ほどは高校生だったのだけど、その中の一人の「読書感想文の書き方のコツを教えてください」との質問に対しても、 「おもしろかったですとは書くな」とか、「いちゃもんをつけることが大事」と説いて、人に迎合しない姿勢を教えていたように感じました。
東京に出てこいという誘いもあるそうなんですが、あえて名古屋に留まって執筆に打ち込んでいるというのもいいですよね。新作の『りすん』は、あえて「不自由」な方法を実践した興味深い作品だそうですので、単行本が出たら是非手に取ってみてください、ね。
名古屋では「くりぜん」は「栗ぜんざい」じゃなくて「クリームぜんざい」なんだって!知らなかったなぁ…。
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